これから飲食店舗をやろうと思っている人は案外多いんですが、いざ物件を探して内装工事の見積を取ってみると目がくらむ様な金額を目の当たりにすることになるでしょう。そこで、多くの方がスケルトンではなく居抜きの物件を探すようになるのです。分かり易く10坪を前提にすると坪当り30万円の内装工事費が必要とすれば単純に300万円が必要になります。

しかし、自分が予定している分野(例えばラーメン屋)と同じ系統の居抜き物件であれば、場合によっては造作譲渡代が50万円で済む場合もあります。そうなると250万円が浮いてきます。居抜き物件は自分の思うとおりの内装ではありませんが、ビックリするほどの出店コストを削減できますので、やはりまず一番最初に探してみる価値はあると思います。

紹介!居抜きのメリット:短期間でのオープン

居抜きとはお店の内装や什器などを前の借主から引き継げる状態の物件のことをいいます。居抜き物件のメリットとしてはいくつかあります。まずは何と言っても初期投資が大幅に抑えられることではないでしょうか。お店をオープンするに当たり設備をそろえるにはかなりの費用がかかります。それを節約できることはコストの面で大きなメリットです。それから短期間でお店をオープンさせることができます。店内のレイアウトを考えるところから始めるのとではオープンまでの期間が大きく違い、空家賃の期間を短くさせることができます。その結果、そのお店の損益分岐点も低くすることができます。