通常のオフィス物件と異なり居抜き物件は解約通知を出す前に貸主に伏せて次のテナントを探す場合があります。といいますのも、解約通知を出せば自ずと退去までの期限が設定されることになり、万が一期限までに居抜きで次のテナントが見つからなければスケルトンに戻して明渡さなければならなくなるからです。このように貸主に伏せての次期テナントの募集となりますので、勝手に賃料を下げて募集するわけにも行きません。オフィス市場がどんなに賃料の下落傾向にあってもそれは絶対にできることではありません。

ですから、居抜き物件の場合前テナントと同条件でなければ貸主の承諾が得られないとの事情も生じる可能性がありますので、時期によっては相場より若干高めでの契約とならざるを得ないケースもあるということは注意しておきましょう。

解説!居抜き物件選びのポイント:面積

居抜き物件選びのポイントはお店の面積です。これから利用されるお店の用途に応じて、売り場面積は重要です。例えば婦人服店等を計画されている方は、お店の中の商品の展示や配置を考えたプランが必要です。商品を展示さた場合はどういう状態になるか検討した上で、居抜き物件探しを行い、最も適した物件の契約をすることが大切です。そして居抜き物件のお店選びする時には、お店の営業を考えたプランを前もって作成して、不動産業者へ売り場面積を考えて物件紹介してもらう事が大切です。そして見学して契約を行って下さい。